福室 俊

建築の知識や指導経験などを発揮できる場を求めていました。

イーグル建創に入社する以前は塗装工事会社で職長をしていました。同じ現場で働く職人の施工指導や管理とともに安全衛生に気を付けていました。充実した業務のある日々を送っており、自身の経験を基にお客様のご満足いく施工を行い、また後輩の成長を支援できる環境に満足しておりました。しかし、そういった日々を安定して続けることがかならずしもできるわけではありません。私の場合は健康面、絶えず抱えた腰痛の痛みがひどく辛いものとなってきました。年々傷みがひどくなる中で現場業務をこれから10年、20年先と続けていく自信がなく、転職を考え始めることになりました。これからの仕事を探すにあたって大切にしていたものは今まで塗装業の職長として培ってきた現場経験を活かすことができるかどうかということです。現場での作業が難しくとも、建築の知識や指導経験などを発揮できる場を求めていました。またそこには住宅のメンテナンスを通じて、お客様に喜んでいただけてきたことが何よりもうれしかったという気持ちもありました。そこで、転職先にリフォームをはじめ建築に関わることに総じて携わることができるイーグル建創を選びました。

工事完了後に「ありがとう」の一声をいただけることを心掛けています。

入社をして初めての営業職を経験することになりました。営業としてのコミュニケーションは不慣れだったので、最初はどぎまぎしていましたが、住まいの悩みのことなら自信がありましたので不安を少しでも解決できるように努力をしました。まだ入社して日が浅いので日々勉強することが多いですが諸先輩方に負けないように教わったことから工夫を始めています。今までの経験が生きる場も多いですがそれ以上に新しく挑戦することや心掛けることも多くあります。職人の目から見た建築やリフォームと営業職から見たものでは必ずしも同じではありませんし、追求する点も違います。修繕やメンテナンスで直せばいいと単に考えるのではなく、お客様の現在の生活やこれからの暮らしを考慮して「無理してやる必要はない」と伝えることも大切です。お客様目線となり、何が必要で何を守るべきかを考えた提案をし、工事完了後に「ありがとう」の一声をいただけることを心掛けています。

この仕事は様々な出会いがあり、そこでの一つ一つが宝物になります。

お客様の喜ぶ顔や心配事、工事内容も家によっては様々なので、一つとして同じ仕事はありません。経験したことのすべてを大切に次に向かうことでさらにいい仕事ができると思います。お客様のお孫さんがプロスポーツ選手でサインをいただいことなど具体的な宝物をもらうことも時にはありますが、大事にしているものはお客様との関係で起きたことの中にあります。コミュニケーションから得たものが多くなるとともに、仕事の喜びや面白さが増し、この仕事がきっと好きになると思います。