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ブログBLOG

暮らしを照らす明かりの話

2023.6.1マメ知識

人間の生活に必要不可欠な明かり

現代社会では人々の暮らしを様々な種類の明かりが照らしています。
生活に必要な照明や街灯、看板やイルミネーションなど人々の興味を引き付けるものなど形や色、その光の強さといった要素がとても豊富な種類を生み出しています。
なによりも生活の中で最も重要となるのは太陽の光です。そして夜にはぼんやりと浮かぶ星々と月あかり。こういった様々な光が生活や心身の健康を支えています。本日はそんな光や明かりを生み出す照明についてお話をしていきます。

照明の歴史

照明は今では電気式が主流ですが、もともとは火が放つ明かりを利用していました。
そして、ガスや電気といったエネルギーの発展により、様々な種類はもとより光の大きさをコントロールできるようになり大きく生活の発展に寄与してきました。

石器時代:松明や焚火

石器時代は木材を利用して火を定着させる方法が主流だったと言われています。
焚火のように火を大きく燃やすポイントから手持ちの明かりとして松明のように持ち運ぶことのできる形態が生まれたと考えられています。

古代:松明・焚火・オイルランプ

引き続き同じような形で火を明かりとして利用していた人類ですが、ここでオイルランプが誕生します。燃え尽きてしまう焚火や松明に変わりオイルを継ぎ足すことで連続して利用することができるようになります。燃料となるオイルには木の実や種子を利用したものから動物性の脂を用いたものも利用されていたようです。

中世:松明・焚火・オイルランプ・ろうそく

ろうそくの起源というと古代エジプトをはじめに古代中国などでも利用されていた痕跡があり、その歴史はとても深いものがあります。中世になりろうそくは普及し、一般的に利用されていきます。ろうそくは主に糸を芯として周りを蝋で固めたものです。芯を燃やすと周囲の蝋が解け、芯に吸い上げられては燃焼するというサイクルを繰り返します。
光度(カンデラ)はこのろうそくの明るさを基準として定められた単位であり、獣脂ろうそくという意味のラテン語が語源となっているようです。

19世紀:アーク灯・白熱電球

19世紀にはいるといよいよ電気を利用した照明が誕生します。
およそほとんどの方が一般的に認知しているのはエジソンによる開発だと思います。実はエジソン以前から数多くの白熱電球研究がなされていましたが、それを改良して有用な商品として実現したのがエジソンでした。ちなみにエジソンは白熱電球の売り込みや普及のために電力の供給システムをも確立しました。

20世紀から現在まで

電球の開発により様々な形での明かりが照明や設備、機械に用いられるようになりました。今では光らない物が珍しいくらいに何でもピカピカ光ります。電球というという形が確立されたことで、様々な改良がはじまり、蛍光灯が生まれ、発行ダイオードを利用したLED照明が発明されました。LEDは消費電力が少なく節約や省エネにも効果がありますが、一番の特徴はその長寿命にあります。蛍光灯は数年の寿命であるのに対し、LED10年以上も長持ちします。そのため管球の交換は必要ありませんが、LED照明の寿命と共に照明設備も寿命を迎えるために同時に交換するようになりました。

照明の種類

照明の種類は形状や用途の違いという器具の面で主に分類されていますが、LEDや蛍光灯のように照明そのものの違いで大きく分けられることもあります。ここでは一般的に家庭用として用いられる照明の種類を分類します。

室内の照明

室内用の照明には様々な用途があります。近年では人感センサーを用いて効率のよい点灯を行い、省エネに効果的な照明が増えています。

①シーリングファンライト

シーリングファンと照明器具が一体となったものです。シーリングファンは大型の羽根が回ることで室内の空気を循環させ、室温を一定に保ちます。このイラストでは2階に描図していますが、吹き抜けの2階部や高天井の部屋に設置されていることが多いです。

②テーブルライト

卓上のライトです。電源式の物だけでなく、電池やUSB給電など用途や場所によって選ぶことができます。

③シャンデリア

シャンデリアは豪奢な装飾が魅力の照明器具です。明かりのためだけではなく観賞用としても見栄えのいいものですが、通常の一般戸建てではあまり適していません。

④スタンドライト

スタンド式の照明器具です。トールタイプとショートタイプの2種類が用意されていることが多く、トールタイプは床置きに、ショートタイプは卓上に用いられることが多いです。

⑤ダウンライト

ダウンライトは天井に設置する埋め込み式の物が代表的ですが、レールに設置して露出しているものもあります。

⑥間接照明

間接照明は直接光が当たるものではなく、壁付けの横板の裏側や天井、壁下などに仕込まれている照明のことです。ぼんやりとした明かりを加え、雰囲気を演出します。

⑦ペンダントライト

ペンダントライトは釣り下げ型の照明です。アクセント付けに用いられることが多く、様々なデザインがあり室内の雰囲気に合わせるだけではなく、演出をすることができるものです。

⑧フットライト

廊下や階段に設置し、歩行者の助けとなる照明です。シーリングなどのライトをつけるまでもないときに、足元を照らしてくれる照明として便利な器具です。

⑨スポットライト

スポットライトは照射角度が少なく空間を照らすことには向いていませんが、レーザーのように光の帯が見える点やポイントを目指した照射ができるためディスプレイ演出効果の高い照明です。

⑩シーリングライト

一般的にリビングや寝室などで多く見られる形がこのシーチングライトです。ドーナツ型の蛍光灯が広く明るく室内を照らします。

⑪ブラケットライト

壁面設置型のライトです。階段の踊り場の壁面でよく見られる照明のタイプです。

屋外の照明

①玄関灯

玄関の照明として一般的な玄関灯は夜暗い中での鍵の開閉を助ける機能面と泥棒などに対する防犯面が重要な役割です。玄関の明るさは非常に助かる点ですが、屋外照明としての共通の難点である、虫を引き寄せるポイントを玄関先に作ってしまうというところが考え者です。

②ガーデンライト(ポールタイプ)

お庭にポイントを作るガーデンライトは、歩行の誘導や夜中に気づきにくい池などへの注意を促すことができる照明です。

③ガーデンライト(埋め込み式)

あまり一般家庭では見かけることはありませんが、レストランやホテルのアプロ―チから入り口までの間に道沿いなどでよく利用されています。石畳などに足を取られないように足元を照らす効果もありますが、何よりも視覚効果が大きくあります。

明かりの単位や用語について

照明や光に用いられる単位として「照度(しょうど)」と名称の「ルクス(lx)」が一番耳にすることの多いものだと思います。そのほかにも「光束(こうそく):ルーメン(lm)」や「光度:カンデラ(cd)」、色温度を表す「ケルビン(K)」が代表的な単位として用いられています。

光の単位の関係性は下記の図のようにあらわすことができます。

「光源」が発するエネルギー量として「光束(ルーメン)」が求められ、これは光の量を時間単位で計測したものです。次にその光束が「ある単位面積に入射する量」として「ルクス」の単位があてはめられます。1ルーメンの光が1平方メートルを照らす場合、その照度を1ルクスとします。次にカンデラとは光の強さを表す単位です。ルーメンと照射角度の関係によってカンデラ値の大小が決まり、ルーメンに対して照射角度を絞るとカンデラ値が強く、照射角度を広げるとカンデラ値が弱くなります。

光の照射角度を絞りレーザーのように集光させる場合は強いカンデラ値を記録し、ランタンのように光を拡散させるように照射角度が広い場合は弱いカンデラ値となりますが拡散した光があたりを広くぼんやりと照らすというように光の広がりと集約に関係しています。ホースの先を握ったり緩めたりして水圧を調整するイメージでとらえてもいいかもしれません。

照度の基準

上述の単位の中で最も重要な値は照度(ルクス)によって表されます。
簡単に言えば、この位の明るさという単位がルクスであり、場所によって基準とされている値が異なります。特に作業場となる職場ではその作業の精密さに応じたルクスの基準が定められています。JIS(日本産業規格)によって以下のように照明基準の推奨照度が求められています。

まとめ

照明の歴史から種類、そして単位に関して今回はまとめてみました。住宅をとりまく明かりには日照率など自然光に関わるお話もあります。そのことについてはまた別の機会に取り上げてみたいと思います。

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