令和3年度新入社員研修を行いました。

本日は前回のブログ「令和3年度入社式」に引き続き、新卒社員4名の新人研修の様子をお伝えいたします。新人研修の講師をお勤めいただくのは、中小企業診断士として幅広い業態の会社に関わり、ビジネスマナー講習などの企業研修を行う、金城順之介先生です。金城先生は長年コンサルタントとして弊社の業務内容や労働環境の改善にご尽力いただき、その一方で新人研修をはじめとした社員研修の講師を務めていただいております。

研修はイーグル建創本社ビルにて3日間行われました。社会人としてのビジネスマナーや考える力などを座学とシミュレーション、または議論を通じて浸透させていきます。各個人の意見を通じて価値観が垣間見えるので、研修担当としても新入社員のパーソナリティーを掴むことが出来るため、両者にとって非常に重要で濃密な3日間となりました。それでは新人研修の様子をご覧ください。

初日はオリエンテーションを中心に新入社員同士のコミュニケーションを多くとる研修を行いました。配属先は違うといえど同期として同じ会社、同じ環境で新しい生活を始める彼らに大切にしてもらいたい「仲間」という感覚、または絆という繋がりを育んでいくことが研修初日の最も大きなテーマとなっています。
また、そのオリエンテーションの中で学生から社会人への変化を促すためにマインドセットやビジネスマナーの考え方について学んでいきました。大切なことは形式として身に付けたマナーやスキルではなく、その裏側にある他者への尊重や自らの業務の特性を考えることです。そういった一つ一つの物事を参加者で考えながら取り組み、自ら設定した目標に向かってこの研修プログラムは進んでいきます。

　

二日目はより実践的なコミュニケーションを志向し、ケーススタディを用いたディベートを行いました。砂漠からの脱出を目的としたコンセンサスゲームで事物の価値を判断する力と既存の使い方にとらわれない応用力を磨いていきます。また仕事の仕方として悪いケースを考察し、どういう働き方が全体への満足と自信の成長につながるかを考えました。

最終日となる三日目は二部構成で研修を行いました。午前の部では前日までの研修の総括として、自身の現在地を分析することでこれからの成長に必要な要素を認識し、今後目指していく目標の設定を行いました。午後の部では、実践研修としてリフォーム事業について学びました。リフォーム工事に携わる上で頻出する事項を予習し、これからの現場業務での理解を促進する学習となりました。

研修を終えた4人はそれぞれの支店に配属され、社会人として新しい日々を過ごしていきます。もちろん、楽しいことばかりではなく躓くことも多くあると思いますが、同期との絆を胸に、4人が明るく歩んでいくことを心から祈っています。

三日間の研修、本当にお疲れさまでした。

研修講師より
「10年以上、研修事業に携わっていますが、新入社員研修はその中でも最も好きなコンテンツです。学生から社会人へと成長しようとする前向きな姿勢、キラキラした目を見ると、自分自身の初心を思い出すことができるからです。今回の4名も、全力で研修に取り組む姿勢と、お互いに切磋琢磨する同期の絆を感じました。そして何より、会社の未来に向けた新たな風を吹かせてくれる頼もしい存在です。そんな純粋な4人の、社会人への第一歩に立ち会えたことを光栄に思います。
研修では本当に基本的な事しかお伝えしていませんが、今後の彼らの成長の糧になることを祈っています。再び彼らと顔を合わせる際に、どのような成長した姿を見せてくれるだろうと今から楽しみにしています。」
金城順之介

研修担当者より
「今回の新入社員とは面接の段階から話していたこともあり、その個性や特徴は把握していましたが、年齢に差があることからコミュニケーションや連携の面で多少の不安を持つ反面、新たな一面を見せてくれることを楽しみにしていました。
研修が始まると期待していた以上の成果を見せ、学習と協力に対する姿勢や失敗から学んでいく精神性など様々な面が飛び出し、日を重ねるごとに頼もしく感じるようになりました。
これいから新社会人としてたくさんの経験を積んでいくと思いますが、この研修で学んだことと同期との絆を活かして頑張ってほしいと思います。これからの活躍に期待し、陰ながらサポートできればと考えています」
人事部エデュケーション課　根本