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外壁塗装工事はなぜ必要?

2021.3.12リフォームのコト

外壁塗装の必要性

外壁塗装工事はなぜ必要?

外壁塗装の必要性について皆様はどのようにお考えでしょうか?建てたままの状態でそのまま暮らしていくことができないことに疑問を持つ方はとても多いでしょう。外観の見栄えという点では必要性を感じない方も多くいるのではないかと思いますし、そもそも必要ではないと思われる方もいらっしゃると思います。しかし、外壁塗装や屋根塗装は住宅にとって重要な「防水性能」を保つ、欠かすことのできない工事です。

塗装工事は防水性能と住宅の美観維持のために必要な工事です!

外壁塗装が必要な理由はまず「防水性能の維持」があげられます。外装材にはサイディングやスレート屋根など建設当初に塗装工事を施した状態で用いられるものがあり、またモルタル外壁は仕上げとして塗装工事を行います。塗装工事によって外装材表面に作られる塗膜は、雨風や紫外線にさらされることで年数の経過とともに経年劣化が発生します。劣化を起こすと外装材に雨水を寄せ付けなかった塗膜は水分の侵入を許してしまいます。その際に壁や屋根にひび割れがある場合はさらに建物内部へと水分が浸透していってしまいます。塗装工事を行うことで塗膜の防水性能を高めることができ、地震などによって発生したひび割れの補修工事を行うことができます。塗装工事は外装に対する自然の脅威から建物を守る大切なメンテナンス工事として大切な役割を担っています。
また、美観の維持も重要な役割を果たしています。大切な住まいをいつまでも綺麗に保つことは誰しもが願う理想の住環境の一つです。塗装工事を行うことで住まいの耐久性とともに理想の住環境を作り上げることができます。

防水性能の劣化とその影響について

防水性能の劣化は経年によって起こります。その過程と影響についてモルタル構造を一例に図を交えながらお話していきます。
外壁塗装の必要性
上記のモルタル外壁を横からみた図と環境的影響(紫外線・雨風・雪等)が下記の図です。

外壁塗装の必要性
塗膜がしっかりとした塗装工事後や新築時は施工不良などがない場合、紫外線や雨を受けても水の侵入などが発生する危険はありません。しかし、年数を重ねて塗装周期といわれる8〜10年が経過すると徐々にその能力にも陰りが出てきます。
次の図は大まかな劣化状況を並べた図です。
外壁塗装の必要性
ひび割れ以外は塗料の劣化によって起こるものです。その他にも外壁の附帯部である鉄部のさびや木部の塗料の剥がれなどが劣化を知るサインとなります。一番注意すべきは浮きやはがれですがこちらは施工不良などによりもともと塗料の密着が弱い場合に良く起こる現象なので、発生時には施工会社を含めて注意する必要があります。塗装から5年以上経過すると徐々に上記表の症状が現れるようになります。もちろん日当たりなど立地状況に左右されますので、正面は劣化がなくても家の裏側は劣化していたというケースがありますので一年に一度は家の外周をぐるりと観察することをお勧めします。

塗装の劣化によって内部構造の劣化や雨漏りが発生する?

弊社にあるお問い合わせで「『このままだと雨漏りしますよ』と他業者から言われたが本当か?」といったものがあります。基本的には「塗装の劣化=雨漏り」ということはありませんのでご安心ください。しかし、劣化した状況を放置していると内部構造の劣化と雨漏り発生の危険性を作ってしまうというのも事実です。内部構造の前には防水シートといわれるアスファルト製の防水層があります。いわば屋根や外壁はこの防水層を守るための盾なので、屋根材や外壁材の塗料の劣化では防水層の劣化にはつながりません。しかし、ひび割れや塗料の劣化を放置しいると次第に防水層にまで雨などの水分が届くようになってしまいます。防水シートにも必ず継ぎ目があり完ぺきではありませんし、雨水に濡れると肝心の防水シートも劣化する恐れがあります。そのため、劣化の放置は大きな問題への引き金となってしまうことがあります。
またその場合は塗装工事だけで問題を解決することはできません。そのため、雨漏りは塗装工事で直りますよといった話も事実ではなく、劣化した防水層の補強や雨水の侵入経路を正しく絶つ工事を行わなければ雨漏りは直りません。

塗装工事のメンテナンス周期や塗料とは?

塗装工事は一般的に、一度目の塗装は8年を目安として前後2年くらいを立地条件や災害などの環境的影響を含めてメンテナンス周期と考えることができます。また、塗料のレベルによっては耐用年数が違うため、2度目以降の塗装は材料によって変わってきます。塗料ごとの耐用年数に関しては下記の記事をご参照ください
塗料の種類 水性?油性?1液?2液?

外壁塗装の必要性

塗装工事の必要性については以上の点が代表的な事項となります。また、塗装は必要といってもすべての建材に必要なわけではありません。屋根材で言うと金属屋根のような表面に石粒が施工してあるものや、タイルの外壁には塗装工事を行っていません。正しい工事でトラブルや劣化の芽を摘むため専門の業者に相談して、適切なアドバイスをもらって考えましょう。

外壁の塗装工事についてはこちらのコンテンツもご参照ください。

https://www.eaglekenso.com/reform/wallpainting/

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